イシガケチョウ
イシガケチョウが玉泉洞の出口の窓わくにとまっていた。
沖縄で普通にいる蝶で、民家の石垣の周辺などでよく見かける。
学生の頃、南西諸島の洞窟調査のため鹿児島・沖縄航路のフェリーによく乗っていた。
たまに海の上を飛んでいるこの蝶を見つけることがあり、
そんなとき、ああ、やっと沖縄に来れた・・・ としみじみ思い、
よくわからない何かから開放され、幸せな気分になったりした。
「イシガケチョウ」
翅は石垣のような模様をしている
―ウィキペディアより―
イシガケチョウ
(石崖蝶・石垣蝶 Cyrestis thyodamas)
チョウ目(鱗翅目)タテハチョウ科
和名通りの石崖・石垣模様を持ち、ひらひらと紙切れが舞うように飛ぶ。
クリやソバなどの花にも来るが、吸水のために濡れた地面に降りる姿がよく観察される。
とまるときはほとんど常に翅を開く。 多化性で、成虫は越冬を終えた春から発生を繰り返し、秋遅くまで見られる。
食樹はクワ科のイヌビワ・イチジク・オオイタビなど。卵は葉や芽に1つずつ産みつけられる。
温暖化により、国内では年々分布域を広げている。
確実に土着しているのは紀伊半島以南・四国・九州・南西諸島。
渓谷沿いの照葉樹林や疎林に多く、平野部ではほとんどいない。