武芸洞発掘調査リポート 2008年11月22日
武芸洞発掘調査
2008年11月22日
武芸洞内では、今日もこつこつ掘っている。
昨日、南城市主催の発掘調査隊との懇親会で、
沖縄県立博物館・美術館の山崎さんが「みんな念が足りない!もっと念じてほしい!」と、
冗談とも本気ともつかないお言葉を発しておられた。
念じれば成る・・・。
この日、まさにその言葉どおりになる。
武芸洞東側開口部 こつこつ掘る。
新しい区画の穴 こつこつ掘る。
綺麗にクリーニングされた骨
遺物や骨を取り上げる前に、測量して製図し、状況写真を撮る。
製図道具です。測量屋が使う高価な機材も使います。
いかに埋まっていた状況を平面に表現できるかがポイントとのこと。絵心?
サーベイ調査では、武芸洞周辺の谷沿いを歩き回り、いい感じの洞窟にたどり着いた。
武芸洞西側開口部の新たな区画で頭骨がでる!
ひらたい大きな石をどけると、それが現れた。
念じれば成るというのは、こういうことか。
発掘調査というのは、「念」も必要だということを思い知った。(大岡)
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