「港川人発見の旅」バスツアー
先日、「港川人発見の旅」バスツアーに乗りました。(沖縄バスの企画)
バスに同乗するのは、「おきなわ石の会」会長の大城逸朗先生(理学博士)
沖縄の地質、古生物学の先駆者的存在で、宮古島のピンザアブ遺跡から発掘された
旧石器人「ピンザアブ洞人」の発見者でもある方です。
「港川人(18000年前のヒト)」の頭蓋骨のレプリカを持つ
大城逸朗先生
まずは「港川フィッシャー遺跡」へ
フィッシャーは割目の意
琉球石灰岩の採掘場跡に遺跡がある
高さは20メートルくらいでヤンバルクイナ、イノシシ、シカなどの骨が発掘されている
割れ目の底あたりで、港川人の骨も発見された。
つぎは、具志頭浜へ
具志頭浜の上にあるグスクから太平洋を望む
港川人が生きていた時代、氷河期だったため、この海の海水面は100メートル以上も下にあったとのこと。
沖縄島は今よりもかなり巨大な島だったということになる。
港川人は、どんな船でこの島へ渡ってきたのだろうか?
おきなわワールドのレストランで食事後は、
隣の、ガンガラーの谷へ
ケイブカフェの中へ光が・・・。
ケイブカフェで洞窟の話
雰囲気よし
ガンガラーの谷を抜けて
今回のバスツアーの最終目的地「武芸洞遺跡」の発掘調査中の現場へ
発掘調査で見つかった石斧をみるツアーのみなさん
調査中の研究員の方からお話を聞く
今日のバスツアーは、港川人フィッシャー遺跡という、普段は入れない遺跡からはじまり、
具志頭浜で、彼らがどこからやってきたのかということに思いを馳せ、
そして、ガンガラーの谷をぬけて、「武芸洞遺跡」発掘調査中のところをなまで見学して、
しかも今そこで掘っている研究員の方に直接お話を聞けました。
大城逸朗先生、楽しくて分かりやすく、そして熱い解説、ありがとうございました。
※「港川人発見の旅」武芸洞遺跡発掘調査見学会バスツアー
お問い合わせ先: 沖縄バス ℡098-861-0083
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