玉泉洞百景 「コンジンテナガエビ」

おきなわワールド

2015年06月06日 18:00


コンジンテナガエビ (玉泉洞 観光洞エリア)
(c)Gyokusendo-Cave


『コンジンテナガエビ』
体長: 約15cm  尾からハサミの先まで最大で40cm。
分布: トカラ列島以南 (インドから西太平洋の熱帯・亜熱帯地域に広く分布)
     沖縄では主に湧き水や小河川に生息。食材として利用されている。

「琉球淡水エビ」Webサイトより
http://www.h2.dion.ne.jp/~karo/




毎年、5月下旬から6月、
玉泉洞の洞口(地下川湧出口)付近では、コンジンテナガエビが集まる。
メスを捕まえて腹を見ると、卵を沢山抱えている。
エビの子供らは河川を下り海へ行き、大きくなったら同じ川に戻ってくる。
玉泉洞で生まれたエビたちもまた、長い旅を経て玉泉洞へ帰ってくる。(お)


玉泉洞の洞口(洞内河川の流出口付近)




1メートルくらいの深みにコンジンテナガエビが集まっている



夜になるとエビが集まる場所に1メートルを超すオオウナギが出没する
オオウナギはカニやエビが好物で、別名カニクイともいわれいる
ここのテナガエビも、オオウナギのエサとなっている




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