夏のコウモリ観察会 in 玉泉洞 (2018年8月5日)

おきなわワールド

2018年08月07日 16:35

玉泉洞にはオキナワコキクガシラコウモリ(絶滅危惧IB類)が200頭ほど棲息しています。


玉泉洞のなかを飛ぶコウモリ
去る8月5日(日)、コウモリ研究家の田村先生を講師に招き、コウモリ観察会を開催しました。
はじめの座学ではコウモリついての基本(食べ物は?暮らしぶりは?など)を学び、
その後は玉泉洞に入り、鍾乳洞の暗やみのなか、音もなく飛びかうコウモリたちを観察しました。

観察中は、頭上スレスレに飛ぶコウモリに驚いたり、
バットディテクターから聞こえてくるコウモリの声(超音波)を聞いたりしました。



コウモリを脅かさないように赤いライトをつかい、
コウモリ探知機「バットディテクター」(以下、BD)で探します。

BDはコウモリの発する声(超音波)を人間が聞き取れる音域に変換してくれる機械です。
コウモリが近づくと、BDをとおして聞こえるコウモリの声(超音波)も大きくなり、
姿はみえなくても、コウモリの声でその存在を感じるとることができます。
たのしい機械です。



ヘルメット姿の方がコウモリ研究家の田村先生。
コウモリの声(超音波)を可視化(ソナグラム化)したものを見せながら、
オキナワコキクガシラコウモリの声の特徴を説明しているところです。


観察会に参加した子どもたちが描いてくれたコウモリのイラストです。
言葉より伝わるものがあります。
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この観察会でコウモリのイメージがガラっと変わって、
今まで以上にコウモリに親しみをもっていただけたらと思います。(お)



「夏のコウモリ観察会」チラシはこちらから























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