浜比嘉島5
先日は、『浜比嘉大アブ』の洞口を見つけ、その少し奥まで行って終わったが、
今回はさらに奥まで行った。
洞口は巨大だが、洞内の主洞の幅は狭く、天井も低い。
雨が降ったらすぐに水没するようで、天井に枯れ枝が引っかかっているが、鍾乳石はよく発達していた。
地下川の水位がよく変動する熱帯の洞窟には、巨大な山芋のような鍾乳石ができるが、
その手の鍾乳石が数多く成長していた。
水の中を100mほど這いながら進むと、大きな鍾乳石で行く手を阻まれた。
少し潜ってみたが、狭くて体がつかえた。ディギングしなければ進むのは難しい。
隙間から奥をのぞくと、まだ先に続いている。
ディギング装備を持ってきていれば、すぐに突破できる感じである。
次回来るときは、おそらくその奥へと進むことができるだろう。
「浜比嘉大アブ」洞口
洞内の地下川
「ひょっとこ」する場所がいくつかあり
つらら石が発達しすぎて水面まで成長している
ここから先もつづいているがディギングしなければいけそうにない
水流沿いに埋まっていた何かのあごの骨
土器や
海の貝などもあり
鍾乳石でコーティングされている
カヤの生える湿地帯から石灰岩堤を望む
この壁面に洞口が開いている
陥没ドリーネ(直径40m)と
天然橋の雰囲気がとても良い
洞口の位置が判明していたので、浜の海岸線の崖を経由して、たいした時間もかからず洞口へたどり着いた。
最初から浜集落側から探していればと悔やむ。
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