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2008年11月18日

「武芸洞」発掘調査始まる

「ガンガラーの谷」の奥にある鍾乳洞「武芸洞」に、発掘調査のプロフェッショナルたちが、ものものしい発掘調査用具とともに現れました。
1万8千年ほど前に沖縄に生きていた「港川人」。
彼らが住んでいたのではなかろうかと、昨年から発掘調査が行われている武芸洞。
2007年に引き続き「沖縄県立博物館・美術館」の皆さんと「沖縄更新世遺跡調査団」の皆さんが2008年11月17日から11月30日まで、武芸洞で発掘調査を行います。

※2008年11月29日と11月30日の両日は「武芸洞」発掘調査見学会も行われます。
 発掘調査見学会について詳しい情報はこちら
 http://okinawaworldnews.ti-da.net/e2334833.html

2008年11月17日 発掘調査初日

「武芸洞」発掘調査始まる
巨大な鍾乳石がぶらさがっている洞窟に、大量の調査用具が搬入。

「武芸洞」発掘調査始まる
まずは測量から。武芸洞の洞口のへりを測量。

「武芸洞」発掘調査始まる
慎重に穴を掘る。

「武芸洞」発掘調査始まる
出てきた遺物をみてみる。

「武芸洞」発掘調査始まる
こんなところで発掘している。雰囲気良し。


港川人の痕跡を探し求める発掘調査隊の面々を眺めていると、
そのスコップのひとかきひとかきに静かな情熱を感じます。

沖縄も秋めいてきて、少しうら寂しい感じになってきましたが、
武芸洞のなかでは、そんな寂しさなんかとは無縁な、熱い人たちが
スコップや刷毛や竹ぐしなどを駆使して港川人の痕跡を探しています。


「武芸洞」発掘調査始まる
熱い人たち。 かっこいい。





Posted by おきなわワールド at 20:24│Comments(0)●洞窟発掘調査リポート 2008
 
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