2008年11月29日
武芸洞発掘調査リポート 2008年11月29日
武芸洞発掘調査
2008年11月29日
本日は、子供たちを対象に発掘調査見学会を行いました。
現場の説明をしてくださるのは、沖縄県立博物館・美術館の藤田さんです。
昨年よりもさらにみごとな発掘調査の状況を子供たちに見学してもらいました。

石棺墓の骨をクリーニング中。
こんな状況をちびっ子たちは生まれて初めて目にする。
ぐっとくること間違いなし。
2008年11月29日
本日は、子供たちを対象に発掘調査見学会を行いました。
現場の説明をしてくださるのは、沖縄県立博物館・美術館の藤田さんです。
昨年よりもさらにみごとな発掘調査の状況を子供たちに見学してもらいました。

石棺墓の骨をクリーニング中。
こんな状況をちびっ子たちは生まれて初めて目にする。
ぐっとくること間違いなし。

石棺墓に埋葬されている推定2000年前のヒトの骨を目撃する子供たち。
君たちのご先祖さま!です。

「こっちのものは絶対触っちゃいけないよ」といわれ
後ろ手にして恐る恐る土器や石器やイノシシの骨を見る子供たち。
そのとなりには、触ってもいい骨や土器も用意しました。
なんでもそうだが、さわって楽しめることこそ、子供にとっていちばん大切。
私(大岡)が子供の頃、そんな機会に恵まれず、悔しい思いをしたからこそ、そう思います。
発掘調査の見学会は11月30日(日)までです。
ぜひお越し下さい。子供たちを連れて。

見学会が終わってその夜、クリーニング作業が終わり、石棺墓の骨の全貌が明らかになった。

どうやって骨を取り出すか、思案中。

爪形文土器(約6000年前の土器)が出た地層から、イノシシと思われる骨や土器がたくさん出てきた。
足の踏み場がないほど遺物の場所をしるす竹串が立っている。

爪形文土器の地層より下の、さらに古い地層から無文の土器が出土。
ものすごくうれしそうな、沖縄県立博物館・美術館の山崎さん。
努力と経験の蓄積がこのようなすばらしい成果を生んだ。
けっして念だけではない!
今日も、エキサイティングな、すばらしい一日でした。(大岡)
Posted by おきなわワールド at 21:56│Comments(0)
│●洞窟発掘調査リポート 2008