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2010年03月04日

四角いケイブパール

沖縄県内のとある洞窟でケイブパールのキューブ型を見つけた。


四角いケイブパール
小さな四角形のケイブパールが数個ある(5ミリほどの大きさ)


昨年(2009)、岩手県の氷渡洞(しがわたりどう)で
サイコロ状の鍾乳石「ケイブキューブ」が発見されています。
氷渡洞のキューブはその写真を見ると一箇所に多量に形成されています。

ケイブパールは球形状の鍾乳石で、滴下水が落ちる浅い水溜りの中で、
核となる石が滴下水で回転させられ、核のまわりを鍾乳石が被って丸く形成されていきますが、
ケイブキューブは、ケイブパールが互いにぶつかり合って四角形になったものだといわれています。

実際に、この写真を撮ったとき、ケイブキューブがあった場所では、
滴下水が落ちてきたときケイブパールとケイブキューブは互いにぶつかり合って、
カシャカシャと音をたてながら動いていました。
岩手県の氷渡洞のものと異なるのは、この洞窟では丸と四角のどちらの形状も形成されているというところでしょうか。




先日、沖縄県立博物館・美術館で世界的に有名な陶芸家の展覧会を見てきた。
ケイブパールやドングリに似た陶器製の巨大な「まる」が数多く並んでいた。
直径80センチほどの巨大なものもあった。
部屋にひとつころがしておきたい。(お)




Posted by おきなわワールド at 12:57│Comments(0)洞窟関連の話題
 
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