2013年03月05日
沖縄の洞窟 タウワインミアブ(伊良部島)
伊良部島は宮古島北西に位置し、琉球石灰岩でできた平らな島である。
この島には沖縄で最深といわれている竪穴『タウワインミアブ』(約-64m)がある。
島のなかで最も石灰岩が厚く残っている牧山地域(最高標高88m)にこの洞窟はあり、
周辺にも横並びにドリーネが発達しており、フィッシャー性と思われる竪穴がいくつか開口している。
竪穴のタウワインミアブは洞床まで2ピッチあり、第1ピッチは陥没ドリーネの底に降りるような雰囲気で約15m降下する。
第2ピッチは岩の隙間に1mほどの開口部があり、そこから40mほど降下する。
最深部の洞床には小さな池があり、潮位によってこの池の水位も変化する。
最深部が海水面レベルに近いからである。
また、洞穴性のエビや魚もいるようで、過去に生物調査なども行われている。
以下の写真は化石調査に同行したもので、シカの化石やヤマネコの化石などが見つかった。(お)

第1ピッチ降下。

第1ピッチ洞口を見上げる

カメラを持ちながら降下するTV局カメラマン(K氏)。
後日、全国の朝のニュースにも沖縄の話題として流れた。

狭い開口部の第2ピッチを降下。
この下に大きなシャフトがある。

降下中、第2ピッチの開口部を見上げる。
開口部の狭さと異なり、高低差40mあるシャフト部は洞床まで大きく広がっている。
(闇に白く明るく見える小さな点が開口部)
雨水の流入や地面の隆起などの影響でこの竪穴が広がっていったのだろうか。

第2ピッチ洞床。
小さな池がある。(汽水)

小さな池(サンプ)に小エビや小魚がいる。
洞穴性の生き物と言っていいのか分からないが、
新種の可能性もあるらしい。

化石調査。

動物の骨(化石)

小動物の骨(化石)

洞床にカエル

伊良部島行きの船から、島の石灰岩壁を臨む。
島には海岸段丘が3段発達しており、ドリーネのほかにドライバレーや石灰岩堤など、
カルスト地形特有のものがみられる。
この島には沖縄で最深といわれている竪穴『タウワインミアブ』(約-64m)がある。
島のなかで最も石灰岩が厚く残っている牧山地域(最高標高88m)にこの洞窟はあり、
周辺にも横並びにドリーネが発達しており、フィッシャー性と思われる竪穴がいくつか開口している。
竪穴のタウワインミアブは洞床まで2ピッチあり、第1ピッチは陥没ドリーネの底に降りるような雰囲気で約15m降下する。
第2ピッチは岩の隙間に1mほどの開口部があり、そこから40mほど降下する。
最深部の洞床には小さな池があり、潮位によってこの池の水位も変化する。
最深部が海水面レベルに近いからである。
また、洞穴性のエビや魚もいるようで、過去に生物調査なども行われている。
以下の写真は化石調査に同行したもので、シカの化石やヤマネコの化石などが見つかった。(お)

第1ピッチ降下。

第1ピッチ洞口を見上げる

カメラを持ちながら降下するTV局カメラマン(K氏)。
後日、全国の朝のニュースにも沖縄の話題として流れた。

狭い開口部の第2ピッチを降下。
この下に大きなシャフトがある。

降下中、第2ピッチの開口部を見上げる。
開口部の狭さと異なり、高低差40mあるシャフト部は洞床まで大きく広がっている。
(闇に白く明るく見える小さな点が開口部)
雨水の流入や地面の隆起などの影響でこの竪穴が広がっていったのだろうか。

第2ピッチ洞床。
小さな池がある。(汽水)

小さな池(サンプ)に小エビや小魚がいる。
洞穴性の生き物と言っていいのか分からないが、
新種の可能性もあるらしい。

化石調査。

動物の骨(化石)

小動物の骨(化石)

洞床にカエル

伊良部島行きの船から、島の石灰岩壁を臨む。
島には海岸段丘が3段発達しており、ドリーネのほかにドライバレーや石灰岩堤など、
カルスト地形特有のものがみられる。
Posted by おきなわワールド at 19:24│Comments(0)
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