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2015年04月15日

鍾乳洞の音をダミーヘッドで録音

先日、早朝まだ開園していない時間帯に、
玉泉洞の洞内で、録音エンジニアの方と一緒に、
鍾乳洞の音を録りにいきました。



鍾乳洞の音をダミーヘッドで録音
↑録音機材 (録音エンジニアの方が自作した【ダミーヘッド】)

録音機のアタマの左右に人間の耳そのままの「ミミ」がついており、
アタマを右に左にふってやると、人間が聞こえているのと同じような
臨場感で録音される、という特殊な録音機材。
録音にこだわりを持つ人々のなかには、自分の耳を形取りして作る人もいるとのこと。



鍾乳洞の音をダミーヘッドで録音
玉泉洞の「黄金の杯」にて。
カボチャのような形をした大きな鍾乳石(リムストーン ダム)の岩肌を
流れ落ちる地下水を録音。
前述の【ダミーヘッド】を右左に振りながら、鍾乳洞の空間を音で記録(表現)する。



鍾乳洞の音をダミーヘッドで録音
槍のようなつらら石の先端から落ちる雫の響きは千差万別。
地下水のさざなみと雫の音を【ダミーヘッド】で捕らえる。



ダミーヘッドご持参の録音エンジニアの方は、
前回も、2010年夏に発行された音響機器雑誌「オーディオ ベーシック」の
付録CDをつくるために玉泉洞を訪れてくれました。
今回は別の企画で「沖縄の音」を記録するためにいらっしゃいました。


※オーディオベーシック付録CDは、玉泉洞の音のほかに
公設市場の喧騒や波の音、エイサーの音なども収録されていました。
沖縄にいるかのような臨場感を「音」で楽しめるとあって大評判だったそうです。


※録音エンジニアの方のHPはこちら

「スタジオ プラン*プラン」



写真ではなくて、匂いや音で、遠い記憶がよみがえることがよくあります。
風景を音で記録するのは楽しいですね。(お)






Posted by おきなわワールド at 17:08│Comments(0)洞窟関連の話題
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